BLUE GIANT SUPREME(3) (ビッグコミックススペシャル)
- 作者: 石塚真一
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2017/11/17
- メディア: Kindle版
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しかし一方で、無印からSUPREMEに変わっても相変わらず上質の物語が描かれているなあと溜息をついてしまうのも事実だ。
ジャズをめぐる物語は、まだ終わらない。これからどんどん熱くなってきそうだ。
BLUE GIANT SUPREME(3) (ビッグコミックススペシャル)
しかし一方で、無印からSUPREMEに変わっても相変わらず上質の物語が描かれているなあと溜息をついてしまうのも事実だ。
ジャズをめぐる物語は、まだ終わらない。これからどんどん熱くなってきそうだ。
ただ正直、こっちも『君は淫らな僕の女王』と同じく「出落ち感」のある設定や展開なので、あまり長く続けるのはどうかなと思う。わたしは正直2巻で飽きてきた。3巻ですっきり完結すると良いんだがなー。
君は淫らな僕の女王 2 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)
1日に1時間だか2時間だか性的な理性を取っ払うという謎仕様により、とにかくとんでもないエロい姿が拝める。
ただ「出落ち感」が結構あるので、1巻では続きが読みたいと思ったものの、2巻を読みながら「2巻ぐらいで十分かなー」と思っていたところ、綺麗に2巻で完結。こういう姿勢は素晴らしい。
とりあえず8巻で、主人公とヒロインが引っ付いた。
正直「あっけない」と感想を言いたくなるほど、流されるまま、あっさりとしたカップル成立。しかしカップルであることを皆に隠して、主人公のことが好きなキャラクターが何人もいて、ヒロインのことが好きなキャラクターもいて、そんな中、周囲を欺いてこそこそと付き合う……こんなのが少年誌の王道的な恋愛漫画で許されるのか? これがコメディー全開であればまだ許されるんだが、サブキャラクターは主人公に認めてもらうため必死に自分を変えようとしている。これもまた失礼な話で、サブキャラクターが別のキャラクターのことを嫌いで厳しく当たっていたから俺は付き合わんみたいなことを言っておきながら、主人公は既にヒロインと付き合っているという。そんなことも知らず、サブキャラクターは振り回される。絶対に傷つくのがわかるのに、主人公とヒロインを引き立てるための「道具」に過ぎないサブキャラクターの必死の努力を、これから読まされるのかな。
何というか……あまりにも報われないよね。
はっきり言えば「イマイチ」な展開だと思う。
文さんあんなに強いのに、上には上がいるって設定が凄い。けどファン心理みたいなものが働いて、文さん勝てとしか思えない。
しかしワンデートーナメントという設定は果たしてどうなんだろうか。文さん仮に勝っても次の試合でどうにもならんよね。
前者の代表格が、九井諒子(ダンジョン飯)、佐野菜見(坂本ですが?)、空木哲生(鴨の水かき)、嵐田佐和子(鋼鉄奇士シュヴァリオン)あたりである。
一方、後者の代表格が森薫(乙嫁語り)と入江亜季(乱と灰色の世界)で、続いて笠井スイ(ジゼル・アラン)、冨明仁(ストラヴァガンツァ)、白浜鴎(エニデヴィ)、樫木祐人(ハクメイとミコチ)、八十八良(不死の猟犬)、佐々大河(ふしぎの国のバード)あたりである。後者は、フェティッシュで肉感的かつ奔放なイメージの描き手が多いように思う。
で、さらっと書いたが、ハルタを代表する絵師である入江亜季の最新作が本作なのだが、いろいろな意味で実に「ハルタ的」な漫画家であり、作品だと思う。
今回も、空気すら描いているような、何とも言えない絵である。
話も気になるが、絵を眺めているだけでも楽しい。
2巻が楽しみ。
アフタヌーンがマンネリ化している今となっては、ハルタは、最も漫画好きにストレートにアプローチしている漫画雑誌と言って良いのではないだろうか。面白い作品が多いよね。また定期購読しようかな。
要するに、展開の構想ないしは技術がないということであり、近視眼的ということなのだが。
本作も、最初は面白い雰囲気だと思っていたが、結局「徹頭徹尾、雰囲気だけなんじゃないか!?」と思い始めている。面白そうな雰囲気はあるんだが、ついに面白くならないというかね。もう少し読者に情報を開示しないと、いつまでも意味がわからないまま盲目的についていくことはできない。
出オチ感というか。
この作品も、どうもそんな感じになってきた。
1巻が一番面白かったな。
ミステリマニアな先輩(♀)と、先輩が好きなのでミステリ研究同好会に入った主人公(♂)、主人公が好きなのでミステリ研究同好会に入った女の子(♀)、先輩が好きで日本にまで来てミステリ研究同好会に入った留学生(♀)と、結局のところミステリが本当に好きなのは部長である先輩だけである。しかも全員どこか抜けている。そんな4人が広島弁でミステリ談義や日常会話をするという、ここはもう天国か!? というユートピア世界が本書である。
めっちゃ気に入ってます。4巻まだかなー。
最近、なろう系に代表される異世界ファンタジーが凄く多く、こういうひねった設定がむしろ「当たり前」というか「ありきたり」なんだよね。そこそこ面白かったんだけど、2巻はどうするかな。というか、Amazonでおすすめとか新刊のベスト100とかに入ってこないと、2巻が発売したことすら気づかないかもしれない。
つぐもも(20) (アクションコミックス(月刊アクション))
遅いというか、脇道に逸れている気がする。
正直、脇役同士の戦いとかどうでも良いんですよ。
早くヒロインを復活させてくれないと。
何とも複雑っつーかこれはBL好きな腐女子が云々。
閑話休題。
まあこれはもう安定株というか。進路の悩みや家族のいざこざから、果ては人類全体の高尚な問題まで、世の中の料理漫画では大半が料理で解決できます。これもご多分に漏れず、子育てをしていけば、色々な問題が起こってくるわけだが、その都度まあ料理して何とかしてしまうという。そんな馬鹿なという感じだが、それでいて読んじゃうのは、やっぱり面白いからだろうね。
ナウシカ! って感じだね。
3巻も相変わらず面白い。この作品はおすすめ。
ドタバタコメディって書くとどうかな。どちらかと言えばゆるふわ日常系ギャグ漫画って感じかも。とりあえずかなりツボ。
バイオレンスアクション(3) (ビッグコミックススペシャル)
3巻では、1巻で出てきた「あのオッサン」と共闘することに。このオッサンは最高です。準主役に躍り出た根暗系の女の子よりはよっぽどキャラが立っている。