いとうせいこう+みうらじゅん『見仏記』

みうらじゅんは小学生のころからスクラップブックに詳細な「仏像ノート」を作ってしまうほどの仏像マニアだそうだ。そんな仏像マニアなみうらじゅんと仏像に多少の興味のあるいとうせいこうの2人が、心ゆくまで仏像を見て回り仏像に思いを馳せるのが本書である。いとうせいこう・みうらじゅん・仏像――はっきり言って、このトライアングルはディープすぎる。