平野秀典『感動力』

感動力

感動力

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前回の本と同じく、どうもクサい。これが著者の言う「感動」の設計なのだろうか。まあ低価格帯の営業では通用するのかもしれないが、システムなど、高価格帯商品の営業シーンでは通用しないのではないか。担当者に与えた感動を、営業マンの存在しない役員会議で、どう役員に伝えるのか。感動で、数千万円や数億円の投資を引き出せるのか。まあ、本書にソリューション営業のことまで要求する方が間違っているのかもしれないが。