インキュベ日記

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『ケイゾク』6巻

ケイゾク(6) [DVD]

ケイゾク(6) [DVD]

東大卒キャリアで捜査一課弐係新人・柴田純(中谷美紀)と、元公安の叩き上げ・真山徹(渡部篤郎)が難事件を解決していく刑事ドラマ。タイトルの「ケイゾク」とは「現在も鋭意“継続”捜査中である」という意味であるが、要は迷宮入りしてしまった事件のこと。迷宮入りの事件や持ち込まれた事件を一話完結モノだが、初回から伏線を少しずつ散りばめていき、シリーズ後半からは続きモノの話が展開される。
最終巻となるDVD第6巻には以下のエピソードを収録している。

第11話「死の味のキス」

いやあ、ハードボイルド。テレビドラマの場合、普通ラストはそれなりのハッピーエンドに話を落ち着かせるだろうが、そういうところは一切ない。逆に潔いか。
全編を通してみると、一番の見所は、やはり真山徹(渡部篤郎)が妹の事件を話題に出されたときの、トラウマと怒りに身を引き裂かれる、ブチ切れた表情だろうか。これはイイ。かなり怖いし、一瞬にして物語に深みを出す目つきである。