山本直樹『BLUE』

BLUE (光文社コミックス)

BLUE (光文社コミックス)

東京都条例で有害コミック指定を受け、いわゆる有害コミック論争の中心的存在となった本。作品としての評価も高く、山本直樹の代表作のひとつと言って良いかもしれない。有害コミック指定後の後の作品を見ても、山本直樹が臆した様子は全然なく、むしろタブーに挑戦する姿勢はより強まり、絵柄やテクニカルな構図はさらに洗練さを増している。
BLUE (OHTA COMICS)

BLUE (OHTA COMICS)

ちなみに太田出版から新版が出ている。俺は旧版だが、新版の方が手に入れやすいだろう。