『ロードランナー』@DS

昨日から急にゲームの紹介を始めた。別にネタに困っているわけではなく(実際、書き留めておきたい漫画は山ほどある)、まあ単なる思いつきである。実際のところ、俺は大してゲームをやらないし、ゲームも下手なのだが、最近DSを買って少しずつゲームをやるようになってきたこともあり、今までにプレイして面白かったゲームを忘れずに記録しておくことにした。

本作は、ファミコン創世記の名作『ロードランナー』と、その続編である『チャンピオンシップロードランナー』が合体し、さらに詰め将棋みたいなモード(敵が登場しない純粋なパズル問題)が加えられた作品。金塊を奪って逃げるゲームなのだが、誰が何のために、どこに金塊を盗みに行っているのか、相手のロボットは何なのか、一切わからない。まあ古いゲームってこういうものである。潔い。

Nintendo DSを買ったとき「これをやらずして何をやる! 脳トレなんて言ってる奴らは全員チャンピオンシップロードランナーで柔らか頭を鍛えよ!」と、DS版の本作を真っ先に買うべくゲームショップに向かったが、全く売れていないようだった。入荷すらしていない店が大半。面白いんだけどなあ。

ロードランナーの50面は、これは子どものころにクリアできただけあって、のんびりと楽しむのに向いている。これはサラリーマンが仕事の気分転換にプレイするのにピッタリですよ。当然50面ともクリア。一方チャンピオンシップロードランナーの50面は、子どものころは全く歯が立たなかったのだが、大人になってプレイしてビックリ。これは人間がクリアできるレベルじゃねえ。クリアまでの手順を見られるモードがあるのだが、その解法を見ても、クリアできない。こんなに難しいゲームがあったんだな。結局50面のうち大半は解法を見てもクリアできないまま。まあ仕方ないな。そして詰め将棋ならぬ詰めロードランナー、これは宇宙人でも解けないね。クリアした奴いるんだろうか。

難しすぎて、多分10年間は楽しめるゲーム。