私が会社を変えるんですか? AIの発想で企業活力を引き出したリアルストーリー
- 作者: 中島崇昴,本間正人
- 出版社/メーカー: 日本能率協会マネジメントセンター
- 発売日: 2007/12/21
- メディア: 単行本
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誤解されるかもしれないが、俺は「コンサル依存」は必ずしも悪いことではないと思う。事業会社で働く方はルーティンワークも多いが、それだって会社全体の視点で考えれば、別にクリエイティブ性の高い仕事やプロジェクトワークと比して価値の劣る仕事ではない。コンサルティング会社を頼まなきゃならない場合というのは、例えば「俺たちが一体どうなれば良いのか全然わからないけれども、とにかく現状を何とかしたいんです」という自体も多々あるのではないだろうか。これは本書の主張だとコンサル依存になるだろうが、単純作業を代行会社やインド・中国にアウトソースするのと同様に、考える仕事をコンサルティング会社にアウトソースする、と考えれば良いだけだと思う。それに本書が書いているような、内容を整理させるためだけにコンサルティング会社を活用するって、もったいないと思うんだよな。