吉越浩一郎『デッドライン仕事術』

デッドライン仕事術 (祥伝社新書)

デッドライン仕事術 (祥伝社新書)

非常に良いことが書いてある。書いてあるんだが、はっきり言って読む価値はない。なぜなら『残業ゼロの仕事力』とほとんど内容が同じだからである。本書の感想についても、先日の『残業ゼロの仕事力』のエントリーを読めば事足りる。
「残業ゼロ」の仕事力
何だか最近『指一本の執念が勝負を決める』と『会社は頭から腐る』を書いた冨山和彦のように、ひとつひとつは凄まじいほど面白いことが書いているのに、こりゃ素晴らしいと他の著作を読むと内容が同じ、ということが何度もある(途中で読むのをやめて紹介していない本を含めると、5回どころじゃない)。出版社も書き手も、もう少し違う切り口から本を書いてほしいなあ。incubator.hatenablog.com