『広島アスリート』2008年10月号


広島東洋カープとサンフレッチェ広島の情報マガジン。
この雑誌が発売された9月25日の時点では、クライマックスシリーズ(CSシリーズ)に出場できるかどうかの瀬戸際で、カープナインもカープファンも本当に必死だった。この雑誌も必死でCS進出を応援していた時期である。俺も「ラストイヤー」広島市民球場の最後の雄姿を目に焼き付けるべく、わざわざ広島まで行って応援した。
本当に残念だ……!
ただファンとしてもチームとしても、近年になく、本当に最後まで戦い抜いたシーズンだった。ルイスという予想外の「魔人」が助っ人に来たということもあるが、それにしたって黒田と新井が抜けているのである。その中で、最後までAクラス争いができたということ自体、奇跡と言えるかもしれない。
市民球場のラストイヤーに花を添えることはできなかったが、来年は新球場のファーストイヤーだし、俺の中では新球場も依然として「市民」の球場なのである。