- 作者: アーサー・C.クラーク,ロジャーゼラズニイ,ハーランエリスン,サミュエル・R.ディレイニー,J.G.バラード,中村融,山岸真,Arthur C. Clarke,Roger Zelazny,Harlan Ellison,Samuel R. Delany,J.G. Ballard
- 出版社/メーカー: 河出書房新社
- 発売日: 2001/02
- メディア: 文庫
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さて、収録作は以下の14篇。
ロジャー・ゼラズニイ「復讐の女神」
ハーラン・エリスン「『悔い改めよ、ハーレクィン!』とチクタクマンはいった」
サミュエル・R.ディレイニー「コロナ」
アーサー・C.クラーク「メイルシュトレーム2」
J.G.バラード「砂の檻」
ケイト・ウィルヘルム「やっぱりきみは最高だ」
R.A.ラファティ「町かどの穴」
トーマス・M.ディッシュ「リスの檻」
ゴードン・R.ディクスン「イルカの流儀」
ラリイ・ニーヴン「銀河の<核>へ」
ロバート・シルヴァーバーグ「太陽踊り」
ダニー・プラクタ「何時からおいでで」
ブライアン・W.オールディス「讃美歌百番」
ジャック・ヴァンス「月の蛾」
個人的にはジャック・ヴァンス「月の蛾」が良かった。意識的に文化人類学的なアプローチで書いているそうだが、これは確かに参与観察そのものである。意外な取り合わせのようにも思えるけれど、文化人類学的なアプローチでSFを書く作家は多いそうだ。