2009-09-16 支倉凍砂『狼と香辛料4』 book 狼と香辛料〈4〉 (電撃文庫)作者: 支倉凍砂,文倉十出版社/メーカー: メディアワークス発売日: 2007/02メディア: 文庫購入: 5人 クリック: 75回この商品を含むブログ (259件) を見る狼の化身である少女(ホロ)と青年行商人(ロレンス)の道中で起こる様々な事件を、軽妙洒脱な掛け合いも散りばめつつ描く「剣も魔法もない」ファンタジー物語であり、中世ヨーロッパ的な世界での経済活動に争いの舞台を置く異色作――とのこと(Wikipediaより)。 異教の神々の話だけを専門に集める修道士の居場所を求め、田舎町テレオに向かったホロとロレンスだが、何やらキナ臭い話に巻き込まれていく、というアウトライン。1巻や2巻ほどのワクワク感はないが、逆に言うと安心して読める作品。この作家さん、若いのに巧いなあ。