浦沢直樹『BILLY BAT』1巻

BILLY BAT(1) (モーニング KC)

BILLY BAT(1) (モーニング KC)

浦沢直樹の新作長編だが、引っ張って引っ張って三歩進んで二歩下がって……という浦沢直樹らしさが最初から全開の作品。『MONSTER』『20世紀少年』『21世紀少年』のように、読むのを途中で投げ出しそうだな(現に、2巻はまだ買っていない)。
個人的には、浦沢直樹は『パイナップルARMY』や『MASTERキートン』のように原作を付けて、短編の積み重ねで大きな物語を紡いでいく形の方が良い気がする。いわゆる連作集という形式だろうか。