訳のわからない巨人に「餌」として消費される人類は、巨人が越えられない壁で街を囲い、100年間は何とか平和を守ってきた。しかし巨人を超える「超巨大な巨人」が表れて壁を壊してしまい、100年間現実味のなかった「人類が餌として食われる」という現実が、急にリアルに迫り来る。
1巻の終わりで主人公が早くも大変なことになり、まさに「一巻の終わり」状態だったのだが、2巻や3巻でも「えー」という展開が発生。絵も設定もまだまだ粗いが、これはブレイクするんじゃないか――と思っていたら、あれよあれよという間に予想通りブレイクした。みんな面白い漫画には飢えているんだなあ。