でもまあ、ちょっと心配なのは、ここまで凄いのを作ってしまうと、アトラスは『ペルソナ5』のハードルが上がり過ぎて、かえって作りづらくなるだろうという点。実際、アトラスは『ペルソナ4』のアニメ化に加え、『ペルソナ4 ジ・アルティメット イン マヨナカアリーナ』が発売され、その他にも小説・漫画・雑誌・CD・舞台など多方面にメディア展開しており、できるだけ『ペルソナ4』のコンテンツで長く食べていこうという戦略が見え見えである。ファンとしては、そろそろ『ペルソナ5』を作ってほしいんだけどね。
余談1
以前、あまりのプレイ時間の長さに『ペルソナ4』はクライマックスの直前で挫折したが、それも今となっては良かったなと思う。真相を知ることなく『ペルソナ4 ザ・ゴールデン』を最後までプレイできたからね。
余談2
PS Vitaは、いわゆるキラーソフトが全然ない。いや、正確には『GRAVITY DAZE』というソフトが、そのオリジナリティ溢れるゲーム性によって評判になったが、それ以外は全滅と言って良い。俺は本作をやってみたくてVitaと『善人シボウデス』を買ったが、その後半年間、ザ・ゴールデンが発売されるまで、何一つ欲しいゲームがなかった。
一方、3DSはマリオやマリオカートやモンハンといった100万個以上を売り上げたキラーソフトに加え、最近アトラスからソウルハッカーズや世界樹の迷宮IVが出た。パルテナの泉は名作としてAmazonのレビューで激烈に評価されている。さらには真・女神転生IVも3DSから出るらしい。携帯ゲーム機の勝負は完全に白黒ついた感じだなあ。