東野圭吾『むかし僕が死んだ家』

むかし僕が死んだ家 (講談社文庫)

むかし僕が死んだ家 (講談社文庫)

主人公は、昔付き合っていた(そして今は自分の知らない人と結婚した)元彼女に頼まれ、亡くなった元彼女の父親が「釣りに行ったフリ」をして一体どこに行っていたのかを一緒に探してほしいと頼まれる。元彼女は小学校入学以前の記憶が全然なく、その失われた記憶と父の秘密に何か関係がないかと考えているのである。もちろん主人公が元彼女の頼みに付き合う義理は全然ない訳だが、まあ色々あって付き合うことに……というプロローグ。まあ面白いと思う。2時間モノのテレビドラマになりそう。