諫山創『進撃の巨人』12巻

進撃の巨人(12) (講談社コミックス)

進撃の巨人(12) (講談社コミックス)

進撃の巨人(1) (少年マガジンKC) 進撃の巨人(2) (講談社コミックス) 進撃の巨人(3) (講談社コミックス) 進撃の巨人(4) (講談社コミックス) 進撃の巨人(5) (講談社コミックス) 進撃の巨人(6) (講談社コミックス) 進撃の巨人(7) (講談社コミックス) 進撃の巨人(8) (講談社コミックス) 進撃の巨人(9) (講談社コミックス) 進撃の巨人(10) (講談社コミックス)
進撃の巨人(11) (講談社コミックス) 進撃の巨人(12) (講談社コミックス)
訳のわからない巨人に「餌」として消費されるようになった人類は、巨人が越えられない壁で街を囲い、自らを檻の中に閉じ込めて何とか100年間ほど平和を守ってきた。しかし巨人を超える「超巨大な巨人」が表れて壁を壊してしまったことで、100年間現実味のなかった「人類が餌として食われる」という現実が、急に人類に襲いかかる……という設定のファンタジー漫画。
実は「壁」の内部の人間世界に巨人(正確には普段は人間と変わらない姿だが巨人に変身できる存在)が何人も紛れ込んでいたことが明らかになり、また巨人側も一枚岩なんかではなく、二枚・三枚・あるいはそれ以上の集団で構成されているらしいことが明らかになってきた。物語が複雑化し、また物語の秘密も急激に暴かれている。これからどうなるか……楽しみだ。