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インキュベ日記

書評2700冊・漫画評4000冊・DVD評400枚の「質より量」な記録サイト(稀に質も重視)

インキュベ日記ベストセレクション2016

books年間ベスト

外資系コンサルが教える 読書を仕事につなげる技術 コラプティオ 民主党のアメリカ 共和党のアメリカ [まとめ買い] 珍夜特急 [まとめ買い] 珍夜特急 2nd season 幸せになる勇気 いま世界の哲学者が考えていること 「履修履歴」面接─導入、質問、評価のすべて シンギュラリティの経済学 (百年出版) 成長企業の法則――世界トップ100社に見る21世紀型経営のセオリー

1年間の振り返りとして、2016年に読んだ本の中から特に印象深かったものを取り上げてみたい。

山口周『外資系コンサルが教える 読書を仕事につなげる技術』

今年イチバン面白かった本……は、少なくとも極私的にはこの本になるだろう。最近の読書にかかるモヤモヤを吹き飛ばしてくれた本である。来年からは再読しまくるし、再読の記録もつける。自分で言うのもアレだが、これでわたしは一段階か二段階、成長できるだろうな。他の人にも大推薦の本。
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真山仁『コラプティオ』

今年は「これ!」という小説があまり思い当たらなかったのだが、本作は良かった。現実の日本では優秀で志の高い政治家がほとんどおらず、消去法で安倍総理を選ぶしかないという状況であり、一方、現実のアメリカでは「世界」のためではなく「アメリカ」のためになれば良いじゃないかとポピュリズムが暴走する状況である。まさに優秀で志の高い政治家は世界中で不足しているわけだが、本作では、優秀で高い志を持つ政治家が、まさにそれ故に、独裁者に成り果てるというアイロニーが描かれている。ただでさえ優秀で志の高い政治家はほとんどいないというのに……と、改めて辛くなった。本書は近々もう一度読みたい。
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冷泉彰彦『民主党のアメリカ 共和党のアメリカ』

コラプティオとセットで読むと、さらに面白いかもしれない。事実は小説より奇なり……さもありなん。
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クロサワコウタロウ『珍夜特急』シリーズ

明らかに深夜特急のパクリタイトルなわけだが、内容は極めて誠実。というか深夜特急に「正しく」影響を受けた世界旅行。本家の深夜特急は乗り合いバスでユーラシア大陸を横断したのだが、本作はバイクで世界旅行にチャレンジしている。ユーラシア大陸横断の1st seasonが6冊、アメリカ大陸縦断の2nd seasonが9冊と長編だが、サクッと読める。というか、のめり込んで一気に読める。
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岸見一郎+古賀史健『幸せになる勇気』

『嫌われる勇気』の続編。『嫌われる勇気』と『幸せになる勇気』は死ぬまで読み続けるんじゃないだろうか。
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岡本裕一朗『いま世界の哲学者が考えていること』

哲学者の最先端の動向を捉えた本。この手の本は絶対に流行ると思うんだが、どうも先を争って企画・発売している感はないなあ。
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辻太一朗『「履修履歴」面接 導入、質問、評価のすべて』

履修履歴面接というユニークな面接手法。これが「ユニーク」である時点で日本の高等教育はほとんど失敗しているわけだが、まあ嘆く前に本書を一読してほしい。(わたしのように)新卒面接を繰り返す過程で「大学のサークルの数よりもサークルの副部長の数の方が多いんじゃないか? ひとつのサークルに副部長は何人いるんだ?」と混乱してきた方は、サークルにまつわる学生の下らない妄想自慢を聞くのは止めて、履修履歴に基づいて学生生活を掘り下げることを推奨する。
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鈴木貴博『シンギュラリティの経済学』

遅かれ早かれ絶対に訪れるであろうシンギュラリティがもたらす未来を真面目に考えた本。
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名和高司『成長企業の法則 世界トップ100社に見る21世紀型経営のセオリー』

最後にひとつ、ガチ目のビジネス書をセレクト。これも良かった。
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