野崎まど『パーフェクトフレンド』

パーフェクトフレンド (メディアワークス文庫 の 1-5)

パーフェクトフレンド (メディアワークス文庫 の 1-5)

知能も精神年齢もそこそこ高い小学4年生女子が主人公。クラス委員として不登校のクラスメートの様子を見に行かされたところ、その不登校児は、小学4年生にして数学の博士課程まで持っている超天才少女で、でも友達がいないから友達について学ぶために小学校に通うことにした……というプロローグ。相変わらず奇妙なプロットで、途中には魔法使いまで出てくるが、最後は普通に面白かった。

というかオチがなかなか興味深い。いくつかの他の作品との繋がりが明確に見えてきた。