森重湧太『一生使える見やすい資料のデザイン入門』

一生使える見やすい資料のデザイン入門

一生使える見やすい資料のデザイン入門

Amazonにレコメンドされたので購入。わたしはKindle版を購入したのだが、Kindle Voyageは白黒なんだよなあ。大手書店で探したけど置いてなかったので、諦めてKindle版を購入したのだが、色にまつわるルールが2つもあるなら、やはり書籍版を購入した方が良かったかもしれない。

実際のボリュームはもっとあるが、以下の10箇条が要約ということになっている。

  1. 「1スライド=1メッセージ」になっている
  2. フォントの特性を利用している
  3. 色を使うルールを決めている
  4. 色の特性を利用している
  5. 脱・箇条書き
  6. 装飾がシンプルで無駄な要素がない
  7. 情報が凝縮されている
  8. 情報のグループ化を行っている
  9. テキストや図が整列されている
  10. 情報と情報の間には余白をとっている

正直に言うと、わたしが参考になるものはほとんどゼロだった。本書が良くないというよりは、単に「パワポを使い慣れていない人向け」の内容になっているためである。フォントの明朝とゴシックどちらが良いとか、余計な装飾をゴタゴタつけない方が良いとか、整列させて描けとか……わたしはもう10年近くパワポを使い続けているため、さすがにそのあたりは卒業している。新人などパワポを使い慣れていない方が読むには良い本かもしれない。