高橋秀則+宮本繁+宮本文子『吸玉療法入門』

吸玉療法入門

吸玉療法入門

わたしは肩凝りが非常に酷く(ついでに言うと腰痛も酷いし、太股あたりの凝りも酷い)、以前は毎週のようにはり治療(鍼灸)を行っていた。しかし今の居住地ではなかなかわたしにフィットした鍼灸院と出会うことができなかった。はりは怖いので、あまり適当に駆け込むわけにも行かないし……と、そんなこんなで3年ぐらい、はりと疎遠になっていたのだが、代わりに興味を持っているのが、本書で紹介されている吸玉療法(カッピング)である。真空状態にしたカップを肌に吸着させ、血行を改善したり毒素を輩出したりする民間療法である。多くの方はテレビなどで一度は見たことがあるだろうから、「吸い玉」や「カッピング」で画像検索してもらえば一目瞭然である。(別に汚いものではないが、グロいっちゃーグロいので閲覧注意)

吸い玉 - Google 検索

本書は吸玉療法(カッピング)を図解入りで解説した入門書で、わたしのような初心者でも理解しやすい。まあカッピングについては、目・耳・喉といったデリケートな部分には絶対に使わず、その他は自分が凝っているところ、冷えているところ、疲れているところに吸着させていくだけでも効果がありそうな気もするけれど。