インキュベ日記

書評2700冊・漫画評4000冊・DVD評400枚の「質より量」な記録サイト(稀に質も重視)

石原潤一『「汚血」を出せば「細胞」は若返る! 現代人の身体の不調も改善する「石原式メディカルカッピング」』

汚血を出せば細胞は若返る!

汚血を出せば細胞は若返る!

昨日・一昨日と吸玉療法(カッピング)の入門書を読んできたが、こちらはカッピングの中でも「メディカルカッピング」の効能に焦点を当てた本となっている。メディカルカッピングとは、いわゆる「瀉血治療」と呼ばれるもので、皮膚に小さな穴を開けた上でカッピングを行うものである。当然、少量ながら血が出るのだが、現代日本では皮膚の切開は医師しかやってはならないということで、このメディカルカッピングは(日本では)ごく少数の病院でしか受けることが出来ない。なお、韓国や台湾では民間療法として瀉血治療が一般に行われており、また自分でメディカルカッピングをやって画像を上げている人もいる。

さてここから本題だが、本書の主張は古くから言われている「頭寒足熱」であるが、現代人は、上半身が「のぼせ」状態で、下半身が「冷え」状態になっているそうだ。のぼせと冷えがセットになった「冷えのぼせ」状態もよく見られるらしい。わたしも仕事をすると体がカーッと「のぼせ」状態であることを自覚するが、いざ腹や腰や足を触ると、けっこうひんやりしていたりもする。いわゆる「冷えのぼせ」状態なのだろう。それは極論すると血の巡りが悪いことが原因であり、「汚血」を少量出す瀉血治療は、血流や細胞の働きを活性化させて「のぼせ」状態が回復し、すなわちデトックスにもなる、ということらしい。

単なる吸玉療法(カッピング)と異なり、自分で血を出す瀉血治療・メディカルカッピングを自力でやるのは抵抗があるけれども、一度メディカルカッピングを経験してみたいと思った。著者のクリニックは東京にあるから、今度行ってみようかな。