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インキュベ日記

書評2700冊・漫画評4000冊・DVD評400枚の「質より量」な記録サイト(稀に質も重視)

『現代哲学ラボ 第1号:入不二基義のあるようにありなるようになるとは?』

現代哲学ラボ 第1号: 入不二基義のあるようにありなるようになるとは?

現代哲学ラボ 第1号: 入不二基義のあるようにありなるようになるとは?

哲学者の森岡正浩と編集者の田中さをりが世話人、哲学者の入不二基義と永井均が賛同人、という形で運営している「現代哲学ラボ」の第1回トークイベントを記したKindle本。第1回は入不二基義と森岡正浩が「運命論」について語り合うという趣旨で、前半は入不二基義が自作『あるようにあり、なるようになる 運命論の運命』を解説し、後半はそれを受けて入不二基義と森岡正浩が対談したり、前半のトークを聞いた聴衆からの質問を受け付けるという構成……なのだが、入不二基義の説明がもうとにかく圧倒的にわかりにくい。いくらトークイベントの臨場感を優先させたと言っても、これではわかるものもわからなくなる。元々は『あるようにあり、なるようになる 運命論の運命』を読む前の解説書みたいなイメージで買ったのだが、その効果はほとんどゼロだな。

なお入不二基義については『相対主義の極北』もAmazonでポチったところなのだが、その出来が心配になった。
あるようにあり、なるようになる 運命論の運命
相対主義の極北 (ちくま学芸文庫)