高田明典『難解な本を読む技術』

難解な本を読む技術 (光文社新書)

難解な本を読む技術 (光文社新書)

難解な本は、著者のような職業的に難解な本を読む必要がある人間でも、せいぜい年20冊程度しか読めない……という、よく考えれば「さもありなん」という事実を示した上で、ではどういう難解本をどのように読めば良いのかというのを具体的に教えてくれる本。1回読んでわかる難解本などほとんどなく、わたしもついついそうでない本ばかりを読んでいる傾向が強いのだが、本書を読んで、改めて、たまには難解本を読む必要があるなと思った次第。

来年あたりから読書スタイルを変えていこうかなあ。