矢野和男『データの見えざる手』

人工知能と言えばIBMの「ワトソン」が有名だが、日立も「H」という人工知能システムを開発しており、著者は「H」を開発した人工知能の権威だと聞いて本書を購入。しかし人工知能についての話はラストの数ページで、それまではウェアラブルセンサを使って組織論や行動論のアップデートを企図した内容であった。

内容そのものはかなり興味深く、この手の内容に関心があれば買い。

だが個人的には、人工知能の話をもっと知りたかった。