鈴木貴博『仕事消滅』

『シンギュラリティの経済学』というKindle出版本をベースに、より一般向けにわかりやすく書いた本。

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要は、ロボットが人間の能力を超えていくことと、それに伴って人間の仕事を奪っていくことは避けがたい未来であるという点を踏まえ、「ロボットに給料を払う」というアクロバティックなソリューションで人間の権利を守って行こうではないかという主張である。ロボットに給料を払うということにイメージが湧きづらいのであれば、「ロボットから税金を取る」と置き換えても(著者は明確に別物だとしているが)大意は通じるだろう。

個人的には賛同できる話。確実にロボットは人間の仕事を奪うだろうから。