安積陽子『CLASS ACT』

副題は「世界のビジネスエリートが必ず身につける「見た目」の教養」である。わたしは正直、ビジネス上の外見は気にしていないし、気にしたとしてもたかが知れていると諦めている。しかし本書によれば、そういう思い込みを排して身だしなみをきちんとすることで自己変革を促すべし、という逆からのロジックで、わたしのような人間に対して「見た目」のセルフブランディングの重要性を説いている。

なお、スーツやネクタイ・鞄・靴・髪型あたりの話だろうと思っていたが、内容としては口臭やスキンケア・ボディランゲージ等、思ったよりも幅広く解説されている。