横手美智子『機動警察パトレイバー 2』

機動警察パトレイバー2 シンタックス・エラー (富士見ファンタジア文庫)

機動警察パトレイバー2 シンタックス・エラー (富士見ファンタジア文庫)

【合本版】機動警察パトレイバー 全5巻 (富士見ファンタジア文庫)

【合本版】機動警察パトレイバー 全5巻 (富士見ファンタジア文庫)

一世を風靡し、今もファンが多いパトレイバーの小説版。第1巻の書き手は伊藤和典だったのだが、第2巻以降は全て横手美智子。この辺の経緯は全く知らないし、Wikipediaに目を通しても書かれていない。この辺は気にしないに限る。

さて、内容は「シンタックス・エラー」「父の息子」という中編で構成。「ふ、ふええ」といったセリフが出て来るあたり、さすが富士見ファンタジア文庫はライトノベルの走りだなーと再認識。篠原の父との確執は、この漫画版やアニメ版とくらべても、小説版が最も深掘りしているような気がする。