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インキュベ日記

書評2700冊・漫画評4000冊・DVD評400枚の「質より量」な記録サイト(稀に質も重視)

『メタルギアソリッドV ファントム・ペイン』

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メタルギアソリッドV ファントムペイン

メタルギアソリッドV ファントムペイン

日本が誇る、泣く子も黙るステルスアクションゲーム。

メタルギアソリッドVは大人の事情により導入編(グラウンド・ゼロズ、略称MGSV:GZ)と本編(ファントム・ペイン、略称MGSV:TPP)に分けて発売され、本作は本編(TPP)である。GZの出来にもビビったが、TPPは昼夜や天候の概念があるとか、襲われた後は警備を強化するとか、ヘッドショットを繰り返すとヘルメットを被るとか、個々人も真面目にパトロールする奴と半分居眠りしている奴がいるとか、とにかく本当にリアルである。「オープンワールドで、自由度の高いリアルな潜入」というコンセプトだそうだが、作り手は本作を単なる「潜入アクション」ではなく「リアル潜入シミュレーター」であると標榜している。しかしその発言も頷ける凄まじさ。日本の中で人気のあるゲームシリーズというのは結構多いが、世界的に人気を博しているゲームシリーズはそう多くない。その中でも本シリーズは世界的にもマニアを生んでいる名作と言って良い。

ただ……私には少々難しすぎたなあ。9月に買ってからもう4ヶ月、100時間を優に超えるプレイ時間な訳だが、未だに序盤。まあプレーヤーが10時間かからずクリアして「容量が少ない」と批判を浴びた導入編(GZ)を、私は100時間くらいかけてクリアしているわけだから、本編たるTPPを100時間や200時間でクリアできる訳がないのだが……。でもこうなると、社会人としては厳しいね。

余談

私自身は大作ゲームを「クリア」するところまではなかなか到達できないけれど、小島秀夫にはコナミ退社後もブレずに大作を作ってほしい。凄いコンセプト、凄いシナリオ、凄いゲーム性、凄いグラフィック……要は凄いゲームを作っていくことが、ゲーム業界を最も盛り上げる方法だと思う。最近ではスプラトゥーンも凄いと思ったが、そういうゲームは本当に一部である。そもそも日本のゲーム業界はスマホゲームに偏り過ぎているという気がする。世界的には見向きもされない低レベルなゲームを量産し、射幸心を煽って高収益を上げているように見えるが、それってほとんどパチンコ・パチスロの世界である。ゲーム中毒にさせて課金漬けのジャブジャブユーザーを作ることが、ゲームのあるべき未来とはどうしても思えない。