九井諒子『ダンジョン飯』1巻

ダンジョン飯 1巻 (ビームコミックス)

ダンジョン飯 1巻 (ビームコミックス)

ダンジョンの奥深くでドラゴンに食われた妹を助けたい主人公。
かつてみじん切りでも蘇生呪文が成功したという事例があり、完全に消化されて糞になるまでは助けられるチャンスがある。しかし金もなく、いちいち補給に地上まで戻る時間も惜しい主人公とその一行は、倒した敵を調理して食べようという結論に至る……というプロローグ。
スライム、バジリスク、マンドレイクといった絶妙な位置づけのモンスターを調理しているのだが、こんなもの食いたくないという「常識人」は、パーティーの中ではエルフの女だけ。良い感じのバランスで、ニヤニヤしながら読み進めていける。
これはオススメ。早くも2巻が待ち切れん!