インキュベ日記

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浜田よしかづ『つぐもも』1巻

つぐもも (1) (アクションコミックス)

つぐもも (1) (アクションコミックス)

最近よくAmazonからレコメンドされていた漫画。

あまりにもプッシュ率が高いので購入してみたところ、けっこう面白い。

長い年月を経て古くなった器物などに魂や精霊が宿った存在を付喪神(つくもがみ)と呼ぶが、そうした九十九髪は、人から人へ受け継がれ、長い時を経た道具から生まれる「つぐもも」と、呪詛(すそ)と呼ばれる現世の理をねじ曲げる成分や持ち主の強い願望から、ごく短い期間で生まれる「あまそぎ」に大別される。つぐももには人格のようなものが宿り、見た目も人間のような感じになる。一方、あまそぎは見た目や行動もより動物的で、手段を問わず暴走して混乱や破滅を呼び込みやすい……という世界観。そして中学2年生となる主人公(かずや)は「すそ」を集めやすい体質であり、母の形見である帯から生まれた「つぐもも」でも桐葉と、色々あって「すそはらい」として地域の怪異を調伏して事件を解決するようになる……というアウトラインである。

オカルト・お色気・謎解きの三本柱でストーリーを駆動するという構図も、デッサンが整っていて絵が巧いのも、めいびい『黄昏乙女×アムネジア』と特徴が似ている。これ買ったから本作もAmazonから紹介されていたのかも。