インキュベ日記

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雨隠ギド『甘々と稲妻』1巻

甘々と稲妻(1) (アフタヌーンコミックス)

甘々と稲妻(1) (アフタヌーンコミックス)

Kindleで0円セールだったので購入。7月からのアニメ化が決定したから、その宣伝だろうか。

内容についてはひとまずWikipediaを引用。読点が少ない……。

半年前に妻を亡くした高校教師犬塚公平は男手ひとつで幼い娘つむぎを育てていたが料理が一切できず出来合いの食事や外食ばかりの日々を送っていた。ある日、つむぎと出かけたお花見で母にドタキャンされ泣きながらお弁当を食べていた女子高生・飯田小鳥との出会いを経てつむぎにまともな食事を食べさせてやりたいという想いに駆られた公平は小鳥の母が経営する料理屋「恵」を訪ね、小鳥の母が不在のまま3人で炊いた土鍋のご飯がきっかけとなり3人で定期的に料理をするようになり、料理の楽しみに目覚めていくのだった。

(小鳥の)母は料理研究家で小さい頃から傍にいたため、料理についての知識は豊富で味覚も秀でている。(小鳥は)過去に包丁で怪我をしたことがトラウマとなり、包丁が持てず料理を作れない。当初は一緒に料理を作るという建前で包丁を扱えない自分の代わりに公平を利用する形となっていたが、つむぎに美味しいものを食べさせたい、店のあかりを消したくないという互いの利害が一致し、共に料理を作ることとなった。

要は、先生と娘と近所の女子高生という本来家族ではない人間が、「料理」という利害の一致により疑似家族になるという話で、正直「ありがちな設定」ではある。しかし「ありがちな設定」であるだけに、人間関係の機微や各回のエピソードに集中できるというメリットもある。絵も巧く、料理と人間関係との絡め方も絶妙で、早々にハマってしまった。

2巻以降も早々に買おう。