高屋良樹『強殖装甲ガイバー』1〜32巻

なぜかKindleで1冊10円の投げ売り状態だったので、思わず全巻購入。32冊で320円は安過ぎるだろ。

宇宙人の残したいわゆるオーバーテクノロジーを研究していた秘密結社が、その重要なパーツを一般人の目に触れさせてしまい、さらには手に取られてしまう。その結果、ただの一般高校生だった主人公は「ガイバー」なる規格外の力を備えた超人能力を身につけ、秘密結社と戦う羽目になってしまう……というプロローグ。

その後は、秘密結社が決起して世界を制圧したり、それで犯罪率も下がって良いじゃんと大衆にも受け入れられたり、敵だった人間が味方になったり、またその逆もあったりと、まあ色々な展開はあるんだが、途中から連載ペースがガタ落ち。結果、30年で32冊しか出ていないという。しかも1冊ずつが薄いんだよね。もう少し連載のペースを上げないとマジで完結しないと思う。