- 作者: ペトス
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2016/09/20
- メディア: Kindle版
- この商品を含むブログ (1件) を見る
正直「イマイチ感」のあった3巻に比べると、キャラや設定を色々と掘り下げて再び面白くなってきた。けど、わたしはどうにも本作の主人公の偽善的な態度が好きになれない。寛容さの演出というかね。興味本位であることを認め、そこから対個人としての関係性の深堀に進まなければ、それは嘘だと思うのだ。事実、人間と亜人は違うのだから。何というか、そういう関係性の閉塞感を打ち破ってくれるキャラが、もうひとりふたりいるとグッと面白くなると思うんだが、どうも「ゆる系日常漫画」で行きたいみたいなので、そのあたりのブレイクスルーの可能性が少ないというかね。