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インキュベ日記

書評2700冊・漫画評4000冊・DVD評400枚の「質より量」な記録サイト(稀に質も重視)

鬼頭莫宏『のりりん』1巻

のりりん(1) (イブニングコミックス)

のりりん(1) (イブニングコミックス)

鬼頭莫宏のキャラクターの顔を見ると、どうしても不幸な未来しか思い浮かばないのだが、本作は普通に自転車漫画のようだ。主人公は地元で生まれ育ち、地元で就職した、ごく普通のサラリーマン。適度に田舎で、車は便利なので、ごく普通に車は持っているが、まあ色々あって免許取り消しになってしまう。しかもその原因が、自転車。主人公はただでさえ自転車や自転車乗りのことが大嫌いなのだが、何かもう色々と外堀が埋まってこれからロードバイクに目覚める……正確には、1巻の状態ではまだロードバイクに目覚めたわけではないが、まあそういうプロットだと思う。

『のりりん』というのは、主人公が知り合った高校生ぐらいの博多弁の女の子が「(自転車に)乗りなよ」という意味のニュアンスで「のりりん」と言っていたから、そこから取っているんだろうな。