吉田丸悠『大上さん、だだ漏れです。』1巻

大上さん、だだ漏れです。(1) (アフタヌーンコミックス)

大上さん、だだ漏れです。(1) (アフタヌーンコミックス)

これは久々に(というほど実際は久々でもないが、読んだ冊数からすると久々に)大ヒット来た。

主人公は、いつもエッチなことを考えまくってどうしようもなくなっている思春期真っ只中の女子高生。男のアレがどうなっているんだとか、脇毛がどういう風に生えているんだとか、耳を舐めたいとか舐められたいとか、その手の興味や欲望が頭の中を支配している。

一方、触られると、触った相手が本音をポロッと言ってしまうという特殊体質を持った男子高校生。だからこの男子高校生は特定の人と仲良くしない・仲良くできない状態。

で、この二人が友達になる。

エロい妄想が口をついて溢れる。かなり最低な部類の相性なのだが、二人はそれでも友達になろうとするのである。

やや出オチ感はあるものの、個人的にはかなり楽しませてもらっている。