石田スイ『東京喰種トーキョーグール:re』13〜14巻

東京喰種トーキョーグール:re 13 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)

東京喰種トーキョーグール:re 13 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)

東京喰種トーキョーグール:re 14 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)

東京喰種トーキョーグール:re 14 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)

テンションが高すぎて、最近、何があっても驚かなくなってきた。

これまでカケラも出てこなかったキャラクターが「強キャラ」として過去のキャラクターを一蹴する。

大事なキャラクターや読者(というかわたし)にとって思い入れのあるキャラクターが1コマで死に、死んだ人間がいつの間にか生き返る。

「死体が見つかっていない」などの明らかな伏線(というか前フリ)も頻発している。

その辺ぐっちゃぐちゃで、もう生が何か死が何かみたいなのはよくわからなくなってきた。

それが作者の狙いなのかな。

この美しい世界がどう決着するのか、もはやそれだけが気がかり。個人的には、もう少しテンションや展開ペースを落として、じっくり描いても良いように思うけど……と思っていたのが、14巻の途中ぐらいまでのわたしの感情。で、それが180度なのか360度なのか720度なのかもよくわからんが、とにかく色々あって結局、主人公の金木研を救いたいという気持ちから、人間と喰種が協力するようになる。意外な切り口で大団円に向かいそう。

15巻で完結かな?