星野、目をつぶって。(10) (週刊少年マガジンコミックス)
- 作者: 永椎晃平
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2018/03/16
- メディア: Kindle版
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最初に、本日は少しだけネタバレします。(そうしないと感想が書けないので。)
8巻から9巻についての流れは、わたしは正直「あっけない」と思っていたし、そう書いた。いや、端的に「イマイチ」とも書いた。
自分の抱えてきた問題から目を背け、自分に対して誠実に気持ちをぶつけてきたサブキャラクターからも目を背け、流されるまま付き合うことになった主人公とヒロイン。そして何故なのか全く意味のわからない、「周囲には秘密にする」という昔のトレンディドラマのような行為……。
どこかしっくり来ていないことを自分たちも強く感じているのか、その気もないくせにラブホに入ってみたりもするわけだが、別にキスするわけでもセックスするわけでもなく、それら全てが空回り。そしてこの10巻では、そうした不誠実な態度に対してはっきりと「しっぺ返し」を食らうことになる。
8〜9巻では明白に「イマイチ」だと感じたのだが、この展開の前フリだとしたら、さすがジャンプで連載を勝ち取るだけあるなと思った。
さて、11巻どうなるかな。