沢木耕太郎『深夜特急 の検索結果:

村上春樹『雨天炎天』

雨天炎天―ギリシャ・トルコ辺境紀行 (新潮文庫)作者: 村上春樹出版社/メーカー: 新潮社発売日: 1991/07/30メディア: 文庫購入: 6人 クリック: 28回この商品を含むブログ (67件) を見るわたしは紀行文が好きだ。旅行記・滞在記・異文化エッセイなどと読み替えても良いが、とにかく、その手の本が好きだ。明らかに旅行そのものよりも好きである。このブログを始める前、すなわち20歳前後の数年間で古今東西100冊近くは読んできただろうか。それでちょっと「飽き」が来てしま…

沢木耕太郎『旅する力 深夜特急ノート』

…(41件) を見る 沢木耕太郎『深夜特急』シリーズの基になる香港からロンドンまでの旅に出るきっかけとなったエピソードや、『深夜特急』の執筆のエピソードなど、沢木耕太郎と旅を中心にしたエッセイをまとめた本。『深夜特急』を読んでいないと楽しめない、いわばファングッズではあると思うのだが、相変わらず独特の叙情に満ちた文章のクオリティは高く、とても楽しめる。文庫は言うまでもなく、『劇的紀行 深夜特急』という大沢たかお主演のテレビ番組のDVD版も持っているコアなファンとしては、まあこれ…

沢木耕太郎『深夜特急6 南ヨーロッパ・ロンドン』

深夜特急〈6〉南ヨーロッパ・ロンドン (新潮文庫)作者: 沢木耕太郎出版社/メーカー: 新潮社発売日: 1994/05/30メディア: 文庫購入: 4人 クリック: 18回この商品を含むブログ (84件) を見るインドのデリーからイギリスのロンドンまで乗り合いバスで行く――と思い立った著者による、1年以上に及ぶ壮大な旅行記。茶のスペルの頭文字から文化圏を探るという、バカバカしくも案外バカにできないやり取りがあったのだが、最後のオチはなかなか秀逸である。このネタの本当の面白さは…

沢木耕太郎『深夜特急5 トルコ・ギリシャ・地中海』

深夜特急〈5〉トルコ・ギリシャ・地中海 (新潮文庫)作者: 沢木耕太郎出版社/メーカー: 新潮社発売日: 1994/05/30メディア: 文庫購入: 3人 クリック: 38回この商品を含むブログ (83件) を見るインドのデリーからイギリスのロンドンまで乗り合いバスで行く――と思い立った著者による、1年以上に及ぶ壮大な旅行記。アジアとヨーロッパの境目であるトルコに到達し、そしてギリシャや地中海といったヨーロッパに足を踏み入れる。トルコは、日本と同じく文化的な境界(マージナル)…

沢木耕太郎『深夜特急4 シルクロード』

深夜特急〈4〉シルクロード (新潮文庫)作者: 沢木耕太郎出版社/メーカー: 新潮社発売日: 1994/04/28メディア: 文庫購入: 4人 クリック: 11回この商品を含むブログ (94件) を見るインドのデリーからイギリスのロンドンまで乗り合いバスで行く――と思い立った著者による、1年以上に及ぶ壮大な旅行記。パキスタン、アフガニスタンのカブール、イランのテヘランやイスファハンなど、やはり濃い異文化体験をしている。会社の同僚の知人には、『深夜特急』を読んで影響され、会社を…

沢木耕太郎『深夜特急3 インド・ネパール』

深夜特急〈3〉インド・ネパール (新潮文庫)作者: 沢木耕太郎出版社/メーカー: 新潮社発売日: 1994/04/28メディア: 文庫購入: 9人 クリック: 37回この商品を含むブログ (115件) を見るインドのデリーからイギリスのロンドンまで乗り合いバスで行く――と思い立った著者による、1年以上に及ぶ壮大な旅行記。やっと本来のスタート地点であるインドに到着。本書ではインドとネパールでの模様が収録されている。カルカッタ、カトマンズ、ブッダガヤ、ベナレス……と、濃い体験が目…

沢木耕太郎『深夜特急2 マレー半島・シンガポール』

深夜特急〈2〉マレー半島・シンガポール (新潮文庫)作者: 沢木耕太郎出版社/メーカー: 新潮社発売日: 1994/03/30メディア: 文庫購入: 10人 クリック: 25回この商品を含むブログ (118件) を見るインドのデリーからイギリスのロンドンまで乗り合いバスで行く――と思い立った著者による、1年以上に及ぶ壮大な旅行記。『深夜特急1 香港・マカオ』の感想で書いたように、旅行のスタート地点であるインドに到着するのに半年以上かかっており、本書もまだマレー半島のバンコクや…

沢木耕太郎『深夜特急1 香港・マカオ』

深夜特急〈1〉香港・マカオ (新潮文庫)作者: 沢木耕太郎出版社/メーカー: 新潮社発売日: 1994/03/30メディア: 文庫購入: 13人 クリック: 199回この商品を含むブログ (306件) を見るインドのデリーからイギリスのロンドンまで乗り合いバスで行く――と思い立った著者による、1年以上に及ぶ壮大な旅行記。読書人生の最初期である浪人時代に読んだ本で、その後も何度か読み返したのだが、人に貸したきり戻ってこないままであった。先日、沢木耕太郎の本を何冊か読んだこともあ…