米坂浩昭『裏道国際派』

「欧米の金融やファッションの仕事をするのが国際派なら、開発援助の現場で働く我々は裏道国際派だ!」と息巻いて、汗水たらして地域と密着した国際貢献を果たしている人々の実態を記した本だ。数は少なくとも、草の根レベルでも、確実に国際化の波は押し寄せていると思わせる一冊。いずれ外国(特に第三世界の開発現場)で働きたいと思っているのなら、読んでみても良いのでは。