宮本輝『青が散る』

本書は『春の夢』と対をなす青春小説なのだと前に聞いたことがある。その真偽は知らないが、セットで読むと確かにより面白いように思う。本書に書かれているのは、紛れもない青春だ。テニスに詳しくなくても大丈夫。