樋口聡『キューバで恋する』

暇つぶしに電車の中で読むために買った本なので、その期待通り(?)暇つぶし以上に得るもののない本だった。ただ、俺の好きな異文化エッセイなので、個人的には楽しめた。キューバというと「カストロ議長」「社会主義国」くらいしか知らなかったのだが、色々とキューバのことを知ることができた。物資は他の社会主義国と同様に不足しまくっているようだが、驚くべきことに、ラテンアメリカで最も識字率が高いのはキューバであり、しかもキューバの治安は夜間に女性が1人で出歩けるほどの良さなのだそうだ。けっこう意外。