苅谷剛彦『知的複眼思考法』

帯の文面が本書の内容を端的に示しているので、引用したい。

「常識にとらわれた単眼思考を行っていては、いつまでたっても「自分の頭で考える」ことはできない。自分自身の視点からものごとを多角的にとらえ、考え抜くための具体的手法。

ものごとを広い視野で多角的に見る視点を養うことで、常識にとらわれない思考ノウハウを養っていうことが本書の目的だ。現代人に求められる発想法を非常に的確に示唆してくれていると思う。これは何度も何度も読み返すべき本だな。必読。