三田誠広『深くておいしい小説の書き方』

本書は三部作である「ワセダ大学小説教室」シリーズの2冊目である。「応用編」に位置づけられている。全体的な感想は小説講座というが、三田誠広は最近そんなに面白い小説を書いただろうか? 何だかんだと偉そうに解説しているが、自分が面白い小説を書けなくても「小説教室」は書けるということだろうか? まあ名選手が名監督とは限らないし、別に構わないんだけどさあ。