村上春樹『村上朝日堂 はいほー!』

村上春樹の小説なりエッセイなりは音楽や料理などの五感に訴えかける描写が非常に巧みで印象的である――というのは、ファンであれば周知の事実であろう。本書では「うさぎ亭」という定食屋で出されるコロッケ定食の描写が実に美味そうだ。夜中に読んだので、もう何とも言えない。空腹時やダイエット時・夜中は、本書を読んだらヤバい。