斎藤環『社会的ひきこもり』

社会的ひきこもり―終わらない思春期 (PHP新書)

社会的ひきこもり―終わらない思春期 (PHP新書)

斎藤環は、ひきこもりの問題を、精神科医として臨床的な立場から考え続け、彼らの社会復帰をサポートし続けている。本書はひきこもりを論じた基本書と言えるだろう。
ちなみに俺は、一時期、ひきこもりのような状態を経験したことがある。幸いにして社会復帰できたが、ひきこもりという問題は今でも個人的には重大な関心事である。インキュベ日記を始める前に読んでいた本だが、今回、改めて読み返すこととした。何度読み返しても、ひきこもりの問題は難しいと感じる。