- 作者: 斎藤環
- 出版社/メーカー: 紀伊国屋書店
- 発売日: 2003/12/20
- メディア: 単行本
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第5章は「ひきこもり」周辺のテーマで様々な媒体で書いた文章をそのまま再録したものだそうだが、ひきこもりからの回復手段として地域通貨を検討している「治療法としての地域通貨」という文章は非常に興味深かった。通過はコミュニケーションであるとか何とかいう言説を大昔に聞いた記憶があるが、一種ゲーム性のあるコミュニケーションというものはやはり大事なのだろうな。
それにしても斎藤環が参考にしたNAMのLETSは一体どうなったんでしょうか。俺も以前LETSの存在を知ったときは「こりゃオモシレー」と強く思った記憶があるが、いつの間にか影も形もなくなり、検索しても出てこなくなった。NAMに関する本は俺も2冊くらい買ったんだけどなあ。