重松清『明日があるさ』

明日があるさ (朝日文庫)

明日があるさ (朝日文庫)

セカンドライン』という初エッセイ集を改題し、再構成した文庫。テーマは多岐に渡るが、今までに読んだルポルタージュ等で時たま出ていた「自殺してしまった親友S」をめぐるエッセイが集中的に載っていたのは、非常に興味深かった。ライターとしての実績も豊富なので、エッセイも安定して読める。