
- 作者: 茂木大輔
- 出版社/メーカー: 草思社
- 発売日: 1996/04/01
- メディア: 単行本
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本書では、どんな性格や環境の人がどんな楽器を選ぶか、どんな楽器を選んだ人が楽器の機能やパートの役割に応じてどんな性格を形成していくか、どんな楽器の人がどんなデートの誘い方をするか――といったように「オーケストラにおけるパートの役割や楽器の機能」と「演奏者の人格・性格」を結びつけるような試みを幾つか展開している。まあ下らないと言えば実際かなり下らないのだが、サラッと読むにはなかなか楽しい。それに楽器の性能や演奏頻度がまとめられているのは、なかなか参考になる。そうか、オーボエは管楽器のエース的な役割なんだ。演奏者の手作りのリードを使うってことしか知らなかった。クラリネットも良いね。