
- 作者: 勝間和代
- 出版社/メーカー: ディスカヴァー・トゥエンティワン
- 発売日: 2007/04/05
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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- 基礎を最初に徹底的に学ぶ
- 先達から、勉強の仕方をしっかり聞く
- 学ぶ対象の基本思想を理解する
- 学んだことを自分のことばでアウトプットしてみる
- 勉強をわくわく楽しむ
本書は、勉強の仕方やインプットの方法といった「基礎」に徹底的にフォーカスしている上、アドバイスが具体的である。MP3プレーヤーを活用する勉強法は誰でも思いつくだろうが、オーディオブックなんて思いつきもしなかった。また速読術や英会話・マインドマップなど、自分が受講した会社や活用しているツールやサービスの名前を具体的に挙げている。非常に実用的で、また誠実な本である。勉強法の類の本は、ついつい読んでしまう(そしてついつい読んだだけで終わる)のだが、これにてしばらく打ち止めにして、本書の内容を実践してみたい。
ところで今後(新しいパソコンを買ったら)著者が推薦している親指シフトにチャレンジしたい。俺はとっくにブラインドタッチをマスターしているので、よほどのことがない限り、これ以上タイピングの速度は上がらないだろう。だが、親指シフトの方がJISローマ字入力よりも1.6倍の速さで入力できるそうだ。そりゃ、かな文字とローマ字では、ローマ字の方が打鍵数も多いしな。今のローマ字入力はそれなりにスムーズで、アウトプットが遅すぎて思考が中断される――なんてことはない。しかし労力から考えても、打鍵数が減るのは単純に良いような気がする。駄目なら元に戻れば良いし、チャレンジする価値はあるかな。まあ今のパソコンは騙し騙し使っているオンボロなので、新しいパソコンを買ってから試すつもりだけど。