吉田篤弘『フィンガーボウルの話のつづき』

フィンガーボウルの話のつづき (新潮文庫)

フィンガーボウルの話のつづき (新潮文庫)

クラフト・エヴィング商會の物語担当である著者による連作小説。ビートルズの『ホワイトアルバム』がキーとなっている。『ホワイトアルバム』自体は超名盤だし、本書もつまらないわけではないのだが、残念ながら俺は『ホワイトアルバム』に特段の思い入れはないんだよなあ。ビートルズや『ホワイトアルバム』に思い入れがあるなら、もっと楽しめるかも。